アマゾン展 ー森に生きる人々と暮らしー

アマゾン展

東京・池袋の古代オリエント博物館で「アマゾン展 ー森に生きる人々と暮らしー」が開催されています。この展覧会では、今年の3月に惜しくも休館となった、山形県鶴岡市のアマゾン民族館の所蔵品が紹介されています。
「アマゾニア」を書く際には、アマゾンで暮す人々が日常生活でどんな道具を使っているのか、アマゾン民族館の展示物をずいぶん参考にさせていただきました。ゴムまりや仮面、樹皮による全身像など、作中で重要な意味をもたせた物も幾つかあります。休館はとても残念でしたので、久しぶりに東京でアマゾンの品々を観ることができて嬉しかったです。
ギャラリートークでは、アマゾン民族館の館長で、2万点にもおよぶコレクションを集められた山口吉彦氏からじきじきに、収集時のエピソードなどをうかがうことができました。装飾用の羽を取る時には先の丸い矢で射て鳥を殺さない、とか、大きな仮面(亀の甲羅で出来ていたりします)の目が、かぶる人の目とずれているために、仮面をかぶるとふらふらする、とか。この時は、アナコンダジャガーの毛皮を触ることができました。
アマゾン展の開催期間は9月13日(土)〜11月24日(祝・月)です。ギャラリートークは10月25日にもあるそうですので、ご興味のある方はぜひお出かけください。


アマゾン展 ー森に生きる人々と暮らしー
http://aom-tokyo.com/see.html

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