中日新聞「こころは三河 私の古里」

中日新聞「こころは三河 私の古里」

中日新聞6月30日(月)朝刊「三河版」にインタビューが掲載されました。
となりのトトロ」は昭和三十年代の東京郊外が舞台だと読んだことがあります。わたしの子供時代は五十年代でしたが、「トトロ」の世界そのままでした。
インタビューを受けて、三河を舞台にした「ひなのころ」について語りながら、真っ暗闇の田んぼの土手で光っていた蛍や、通学路の雑草を覆っていた白い霜のことを思い出しました。当時は何でもないこと、ありふれたことと思っていた日常の光景が、今では貴重な思い出です。
以下は豊田支局 橋詰美幸氏「取材を終えて」から「ひなのころ」の感想部分の引用です。

読めば自分の子供時代にタイムスリップしたかのよう。実際に体験した、あるいは、現実にはありえない出来事のはずなのに、鮮烈なイメージだけが残っているような、そんな昔の記憶がよみがえる。登場人物から飛び出す三河弁にも親近感がわく。故郷への愛着がこもっている。

「ひなのころ」は現在、以下の電子書籍サイトで販売されています。
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