崖の上のポニョ

サツキとメイの家

ポニョをみました。ずいぶん前から娘が主題歌を歌いながら楽しみにしていたので、この映画なら連れて行っても大丈夫かな、と思って、映画館デビューさせてみました。始まる前は途中で飽きてしまうんじゃないかと心配しましたが、それは完全な杞憂でした。ポニョの父フジモトと手下の波たちが怖かったらしく、彼らが出てくるたびに「帰る」を連発してはいたのですが、他のシーンは食い入るように見ていました。
わたし自身、映像の迫力に押されっぱなしで時間感覚が狂っていたようで、映画館を出たとき、体感では一時間そこそこしかたっていないのに時計は一時間四十分も進んでいたのが、それこそ竜宮城から帰ってきたようで変な気分でした。「宗介、すき」と言って、バケツのなかであおむけにでんぐりがえりするポニョの動きはとっても可愛らしかったです。家出娘を捜すべく、水タンクを背負った不審な格好でうろうろするフジモトも超ラブリー。
写真はジブリつながりってことで、愛知万博跡地の公園に残されたサツキとメイの家です。今年の春に行ってきました。宗介の町、ハウルの城やキキの街もそうですが、宮崎駿監督の映画には住んでみたい、行ってみたい魅力的な場所がたくさん出てきますね。

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