「ひなのころ」文庫発売
「ひなのころ」(中公文庫)が発売されました。学生時代まではおサイフの具合もあって、本といえば文庫本のことだったので、自分の作品が文庫で読めるようになったのは嬉しいです。ちなみに背表紙は孔雀藍、濃い青です。わたしの好きな色を選ぶことができました。書店の棚でお探しの際の参考までに。
出版社の内容紹介*1
お雛様や、お人形とも話せた幼い日々、病弱な弟を抱える家族の中で、ひとり孤独を感じていた頃、将来が見えず惑い苛立った思春期。少女・風美にめぐる季節を切り取り、誰もが、心のなかに大事に持っている“あのころ”の物語を描き出す。期待の新鋭、初の文庫化。
発行:中央公論新社 ISBN:4122049733
定価:680円(本体648円)
カバーイラスト:早川司寿乃
カバーデザイン:中央公論新社デザイン室
DTP:ハンズ・ミケ
解説:畠中恵