日本ファンタジーノベル大賞新年会

ここで何度か書いたとおり、この新年会はその年の受賞作にちなんでお店を決めるのが恒例になっています。
今回の幹事だった里見蘭さんがセレクトされたのはバスク料理。古谷田奈月さんの『星の民のクリスマス』から「クリスマス」と「革命家」と「アップルサイダー」のキーワードを、冴崎伸さんの『忘れ村のイェンと深海の犬』から「茸」を取り出して、どこをどうするとバスクと結びつくか、里見さんの鮮やかな因みの技は、ご想像にお任せします。
ただ、新年会当日は例の大雪。「何もここまで、受賞作をなぞらなくて」と天を仰いだものでした。いつもどおり楽しかったのですが、来年は、ちなむべき受賞作がなくて寂しいです。

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