ワールドコン企画について

第19回日本ファンタジーノベル大賞受賞作が発表になりましたね。大賞は弘也英明氏の「厭犬伝」、優秀賞は久保寺健彦氏の「ブラック・ジャック・キッド」とのことでした。昨日の読売新聞朝刊のインタビューによると「厭犬伝」はゲームと人類学の知識を駆使した和風異世界物のようです。今から読むのが楽しみです。
さて、出席を予定しているSF大会の「ティプトリー賞&センス・オブ・ジェンダー賞とは何か?(Introducing the Tiptree Award and the Sense of Gender Award)」の件ですが、8月31日(金)17:00〜18:00、パシフィコ横浜 会議センター4F「418」でおこなわれます。日本SF作家クラブのホームページでは、以下のように紹介されています。(こちら)

「第65回世界SF大会/第46回日本SF大会 Nippon2007日本SF作家クラブ 主催企画
ティプトリー賞&センス・オブ・ジェンダー賞とは何か?」
海老原豊 大串尚代 粕谷知世 小林めぐみ 西澤保彦 森奈津子 小谷真理 ケリー・リンク キャンダス・ドーシイ 司会:柏崎玲央奈
その年に刊行されたSFとファンタジーの作品の中で、もっとも性差についての考えを深め、探求した作品に与えられるジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞とその姉妹賞であるセンス・オブ・ジェンダー賞。日米ふたつの賞を紹介するパネルに歴代の受賞者たちがやってくる。

こういう企画に出席するのは初めてなので、今から少々、緊張しているのですが、日本初のワールドコンが盛会であればと願っています。

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