シスターフッド賞受賞

「終わり続ける世界のなかで」が第11回Sense of Gender賞シスターフッド賞を受賞しました。今日まで夕張でひらかれていた第51回日本SF大会 Varicon2012で発表があったとのことです。大賞は川原由美子氏『ななめの音楽I』『ななめの音楽II』、シスターフッド賞同時受賞作はTVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』でした。
受賞の言葉をジェンダーSF研究会ホームページに寄せました。講評は8月10日ごろに公表されるそうです。

受賞の言葉


このたびは、シスターフッド賞をありがとうございます。
この賞を受けるにあたり、シスターフッドとは、女同士の連帯、友情を表す言葉と教えていただきました。
『終わり続ける世界のなかで』は「小学生があと十数年で世界が破滅すると本気で信じてしまったらどうなるか」というテーマを扱った作品ですが、一方で「友だちって何だろう」と考えながら書いた話でもあります。
友だちと遊んだり喧嘩したり議論したりしているうちに、影響を受けて変わっていく。
そうした「友情」をめぐるエピソードへ、こうした形で光をあててくださったことに感謝いたします。どうもありがとうございました。


http://gender-sf.org/sog/2011/01.htm

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