世界ふしぎ発見!

紅白歌合戦の再放送でマツケンサンバを初めて観ました。小学生のころ、「暴れん坊将軍」とか「草燃える」の北条義時役での精悍な乗馬姿にあこがれていたので、なんとも複雑な気分です。でも楽しいから、まあいっか。

さて、先日の「世界ふしぎ発見!」は「伝説の都ビルカバンバ」でした。ビルカバンバの場所については、マチュピチュも含めて長い間、論争があったはずですが、ついに結論が出たのかな。スペイン風の瓦が発掘されたのなら、同時代であることは間違いないのでしょうが。「クロニカ」で書いたマンコ・カパク王がここに住んでいたかも、と思うと感無量でした。

ペルーには、インカに先立ってチャビンやワリ、ナスカ、モチェなど多くの文明があったわけですが、学生時代、先インカ文明のほうがインカよりも研究が進んでいると知って、びっくりしたことがあります。インカ最盛期は日本の室町時代と同じころ、そんなに古い時代じゃないのに何故? と。「今も人が住んでるクスコを大々的に掘り返すわけにはいかないでしょう」というのが教授のお答え。でも、二三年前にはインカ期のミイラが大量にみつかったようだし、これからインカの研究がどんどん進んでいくんだろうと思うと楽しみです。

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