第37回日本SF大賞贈賞式

SF大賞2017年

一年ぶりの更新となりました。申年は騒ぐというそうですが、去年は無闇に忙しかった年で、鬼軍曹にしごかれた感があります・・・。いずれ、小説に生かせればいいなあ。小説は、ここ数年、取り組んでいた異世界ファンタジー2作に区切りをつけ、日本史をテーマにした新しい話を書き始めました。
今もあれこれとバタバタなので、出られないかも、と心配したのですが、なんとかSF大賞の贈賞式と祝賀パーティに出席することができました。

・大賞「WOMBS(ウームズ)」白井弓子(小学館
・特別賞「シン・ゴジラ庵野秀明:総監督/樋口真嗣:監督/尾上克郎:准監督・特技統括(東宝

ご受賞おめでとうございます。
わたしは「エンダーのゲーム」が好きなのですが、大賞の「WOMBS(ウームズ)」において、宇宙で戦闘するのは少年ではなく、妊婦。アイデアのすべてが妊娠中のあれこれ(つわりとか体重制限とか)ときっちりからんでいて、しかも、ハードな軍事もの。わたしも出産を体験しましたが、確かにあれは、未知との遭遇の連続、SFチックな生活でした。それをさらに、軍役生活になぞらえた着想はホントに凄いです。「スターシップ・トゥルーパーズ」や「アバター」が好きな方にもお勧めです。
シン・ゴジラ」は、とにかく、圧倒されて何度も観ました。非常事態にみんなで力を合わせて頑張るっていうシチュエーションには弱いです。今年の大河ドラマを見ながら、いけずな鶴丸くんが、いつ「ごめんなさい」を言ってくれるのか、つい期待してしまう。(いや、絶対、言わないと思うけど)
パーティでは、樋口監督にお会いできて感激して、一緒に写真を撮っていただいてしまいました。ミーハーして、すみません。

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