「デイルマーク王国史」完結作

ばたばたしているうちに、桜の時期を過ぎ、若葉の季節に突入してしまいました。去年は日本ファンタジーノベル大賞つながりの沢村凛さん、斉藤直子さん、畠中恵さんとお花見をご一緒したんですが、今年の桜は近所の公園で眺めただけで終わっちゃいました。

・「とっても不幸な幸運」畠中恵 ISBN:4575235199
畠中さんの現代物の新作が刊行されました。アットホーム(?)な酒場で、不思議な缶をめぐって事件が起きる連作短篇集です。


・「時の彼方の王冠」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(著)、三辺律子(訳) ISBN:448857209X
シリーズ三巻めの「呪文の織り手」で解説を担当したデイルマーク王国史がついに完結しました。原書で読んではいたのですが、長い時の流れを扱った作品ならではの細かいくすぐりを幾つか見逃していたので、もう一度、日本語で読み直してよかったです。


1月22日の「読む」トラックバックに、故城戸光子さんの未発表短篇へのリンクが紹介されているページがありました。(id:zabon:20050328#p2)

アマゾンのラッパチョウ

「アマゾニア」で講演を参考にさせていただいた鈴木智子さんコーディネートの番組を観ました。

先日、NHKで放映された「地球!ふしぎ大自然」の「サルを探して鳥が歩く〜アマゾン熱帯雨林〜」です。この番組の主役はラッパチョウ。目が丸くて大きくて、羽のほとんどは黒いのに尾羽だけはふさっと白くて、やけに可愛い! 家族形態も面白くて(一婦多夫制のグループみんなで雛育て)「アマゾニア」執筆時に知っていたら、絶対に言及してました。

鈴木智子さんはペルー在住、マヌー国立公園のガイドなどをされている方で、アンデスのお祭りに関する著書(「アンデス、祭りめぐり」「アンデス奇祭紀行」)もあります。ホームページはこちらです。

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